家族と過ごす時間を大事にしながら働ける

Q. 仕事の内容を教えてください
現在担当している現場は、兵庫県神戸市の土地造成工事の施工管理です。ホクシン建設から5名と、協力会社5社とで担当しています。
具体的には、施工図の中の割り付け図を見て、側溝などの製品の作図をパソコン上でCADを使って落とし込みます。こうした情報をみんなで共有し、誰がどこをみるか分担を決めて、班に分かれて割り振りしていきます。
施工管理業務は前職で長年やってきて経験はありますが、会社の規模によってやり方や考え方が違うので、わからないときは話し合って進めています。また、前職で車両系建設機械(整地等)の免許を取得して重機を操縦していましたが、ホクシン建設では協力会社の方が操縦するので、今は運転することはほとんどありません。それでも、操縦できることで的確な指示を出すことができたり、重機を急いで移動させる必要があるときは臨機応変に自ら操縦したりしています。これまでの経験が役に立っています。
Q. 入社までの経緯と、入社を決めた理由は?
子どものときから重機が好きで、通学途中に目にして興味を持っていたんですね。兵庫県下の工業高校土木科を卒業後、県内の建設会社に入社し、民間の造成工事をする現場の施工管理を約25年担当しました。
転職のきっかけは、40歳ごろの時に代理店からいただいた連絡。ホクシン建設は私の住まいから比較的近い兵庫県神戸市で数多くの現場を手掛けていることが魅力で、また月の残業が30時間前後と聞いて、転職を決めました。
なかでも決め手は、ホクシン建設の手がける現場の規模の大きさと、そこで活用しているICT技術の高さです。長く働いてきて業界全体が時代とともにいろいろ変わっていくのを肌で感じていたので、勉強自体は苦手でしたが、できるならもっと新しいことに挑戦したい、新しい技術を習得してみたいと強く思いました。
Q. 自分が成長したと感じるところは?
入社後、現場配属当初から、上司の方々に丁寧な指導を受けています。入社当初と比べると、測量の技術が上がりました。同じ機械でも、使い方によってできることが増えるんだなと知りました。
現在、1級土木施工管理技士補という資格を持っていますが、より大きな現場を担当できるように、1級土木施工管理技士の資格取得を目指しています。
Q. 社会貢献につながっていると感じることは?
日々の作業の積み重ねで、現場が完成したときは達成感を覚えます。自分が施工した造成工事現場に数年後立ち寄ってみると、住宅が建ち並んでいたり、新しい施設ができていたり。そんな光景を目にすると、自分の仕事が社会に貢献できているんだなと感じます。
Q. 家族構成と、余暇の過ごし方を教えてください
妻と、大学生の長女、社会人の長男の4人家族。前職が忙しくて、あまり育児には参加できませんでした。転職後は、残業が少ないのでほぼ毎日、家族いっしょに夕食を食べています。ごはんの後もいっしょに海外ドラマや映画を観たりして、一家団欒の時間を持てるのが嬉しいですね。ちなみに、料理をするのが好きなので、自分で弁当を作って持参したりもします。生活に余裕が持てることが幸せです。
休日は、妻が道の駅めぐりが好きなので、きれいな景色を観によく家族で出かけています。和歌山県白浜にあるホクシン建設の保養所も、家族で利用したいなと思っています。


MESSAGE
就職希望の皆さまへのメッセージ
どんなに経験を積んだ方でも、会社によって、また現場によってやり方や考え方は違うので、環境に慣れながら作業をしていけます。みんなと相談しながらやっていくので、失敗しても心配はありません。むしろ、失敗してこそ成長していけるというもの。
私も前職時代に、コンクリートを打ってから位置が違っていたことに気づいて、やり直したという苦い経験がありました。それからは同じような失敗を繰り返さないよう、慎重に何度も確認するようになりました。
話をよく聞いて失敗からもよく学べる方、人懐っこくて明るい方、コミュニケーションが上手く取れる方なら、すぐになじめると思います!